こんにちは!
金融的な節約・節税を日々考えているぷとってぃです(´ε` )
突然ですが、2022年4月から高校家庭科で金融教育が始まることを皆さんはご存知ですか?
金融教育とは、お金や世の中の金融関連の働きを理解し、自分の暮らしに置き換えて考えてもらうことで、生き方や価値観を磨いて豊かな生活を送るための判断力を身につける教育です(^^)
同時期に成人年齢の引き下げも行われ、18歳になったらクレジットカードが作れるようになりました。
このような背景もあって金融教育の重要性が増しているように思えます(´ε` )
「金融」という言葉は専門性を感じたり、子供の頃から金儲けのことを教えると健全な心が育たなかったりと、入り口の段階で敬遠されがち。
→金融教育は「生きる力」(すなわち、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、行動し、よりよく問題を解決する資質や能力等)を養う上で有効な教育!
日本では一生懸命働いてお金を稼ぐことを美徳としており、投資などの資産運用でお金を稼ぐことを「楽している」「汚い」と思っている方が一定数いるのが実情です_| ̄|○
そういった風潮が未だに残っている中で、なかなか思い切った教育改革だと思いました(^^)
それでは、既に高校を卒業してしまった私達は知らなくて良いのか??
中身はまだわかっていませんが、絶対役に立つ知識があるはず!
ということで、金融教育の内容を自分で学び、それを皆さまに共有したいなと思います(´ε` )
金融庁のホームページを調べると金融教育に関するガイダンスがありました。
金融庁ホームページ
ホームページを覗くと、「基礎から学べる金融ガイド」「高校向け 金融経済教育指導教材」「高校生向け授業動画」「高校生のための金融リテラシー講座」」などなど…
既にある程度の教材が掲載されていました。
早速ですが「基礎から学べる金融ガイド」を開いてみると…
なるほどなるほど(^^)
項目を見ると家計管理から資産運用、保険やローンなどあります。結構幅広く取り扱っているイメージです。
実際自立していない高校生がこれを学んで行動に移す人が一体何割いるのか…
やはりどちらかというと社会人になった方にこそ学ぶべき項目が多そうですね(´ε` )
一応、目次はこんな感じでした。
ページ数を見ると株式/債券/投資信託の内容が濃そうですね(´ε` )
次に、「高校向け 金融経済教育指導教材」についてです。
高校の先生などの意見を聞きながら金融庁が作成した教材みたいですね。
教材を見ると、全体パッケージ版、ダイジェスト版、パッケージ版の各章だけを切り取った個別版と細かく用意されています。
表紙はこんな感じです。
パッケージ版は全115ページからなるパワーポイントで作られています(´ε` )
目次は…
やはり高校生向けの教材だけあって将来を見据えたライフプランニングに重点を置いた内容になっています。
家計管理の部分はシミュレーターを使って月にかかる費用などを高校生に体感してもらう仕掛けもありました(^^)
全体を見てみると資産形成の総論のような構成になっており、「伝統的に全米株、全世界株のリスクリワードが良い」など踏み込んだ内容は書いておりませんでしたが、初めて資産形成と向き合うという意味では、非常に良さそうだと感じました(´ε` )
今後ブログでは、こちらの教材を使った総論の解説と、企業のサービス等を比較した「実践論」の両輪で展開していきたいと思います。
交互に少しずつ更新していきたいと思います(^^)
高校生向けの教材であっても大人が知るべき内容であることに変わりはありません。
ぜひ社会人になった皆さまと一緒に勉強し、金融リテラシーを高めていきたいと思います(´ε` )