資産形成

インデックスファンドって本当に大丈夫?

こんにちは!

金融的な視点で節約・節税を日々考えているぷとってぃです(´ε` )

投資信託について、今までさまざまな理由からインデックスファンド(経済指標と連動するように設計されたファンド)をオススメしてきました。

一方で、私自身も当時感じていた疑問「一定の周期で経済恐慌が起きて株価が暴落することもあるので、結局インデックスファンドも買うタイミング次第じゃないの?」について、今回はサンプルとなる指標を使いながら検証していきたいと思います。

今回はアメリカの代表的な株価指数の一つ「S&P500」を使っていきたいと思います。

S&P500とは?

S&P500とは、「S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス」という米国インデックス算出企業が公表している株価指数の一つで、選ばれたニューヨーク証券取引所やNASDAQに上場、登録されている約500銘柄を時価総額で加重平均し指数化したものです。
選定基準は市場規模や流動性、業種などさまざまで、定期的に銘柄の入れ替わりがあります。
2022年7月現在はマイクロソフト、アマゾン、アップルといった有名企業も名を連ねています(^^)

選定された500銘柄は、米国株式市場全体に対し約80%の時価総額比率を占めており、米国市場の動きを大体反映していると言えます(´ε` )
多くのインデックスファンドもS&P500と連想するように設計されたものが多くなっています。

S&P500チャートについて

グーグルファイナンスでは1982年からのS&P500の値動き(チャート)を見ることができます。
S&P500のチャート(グーグルファイナンス)

細かい値動きはわかりませんが、S&P500は歴史的にみると40年間上がり続けている指数だということがわかります。
上昇の中で、例えば2000年頃に指数が1500ptから2002年に900ptと40%の下落を見せていますが、2007年には2000年時の水準に戻り、高値を更新しています。
その後もまた2年間掛けて約50%の大幅下落をしていますが、約5年後にはまた同じ水準に戻り高値を更新しています。

記憶に新しいコロナショックにおいても、1ヶ月で30%超の暴落が起きましたが、半年後には高値をまた更新しました。

つまり、過去のチャートを見ると景気後退による指数の下落は約2年間掛けて大底に向かいますが、そこから5年持ち続けると元の水準、さらに高値更新に向かうことが明らかになっています。
特にiDecoや積立NISAのように、月々の掛け金でコツコツ投資信託を買っていると、安値圏で購入できた分もあるので信託財産全体の利益でみると5年よりも早い段階でプラスになっていきます。

あくまでの過去の傾向なので、今後同じように動くか誰もわかりませんが、少なくともアメリカ経済自体がここから衰退していくことが今の所考えられないです。
資本主義が崩壊するなら話は別ですが、そのときはS&P500に限らずゴールドなどのコモディティ商品を覗く他の金融資産、通貨にダメージがあると思うのでどちらにせよ同じかなと思います(^^)
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今回はざっくりとS&P500のチャートを解説しましたが、次回はもう少し詳細を分析してから書きたいと思います(´ε` )