資産形成

7年間続けた個人年金保険を解約した日 10万円以上損しても辞めた理由①

こんにちは!

金融的な視点で節約・節税を日々考えているぷとってぃです(´ε` )

今日は自分もやっていた個人年金についてお話したいと思います!

実は最近、7年間続けていた個人年金保険を辞めました(^^)
理由は単純で、辞めて違う資産形成をしたほうがお金が貯まるという結論に至ったからです。

そもそも年金制度の目的は老後の安定的な暮らしを担保することですが、年金には「公的年金」と「私的年金」の2つに大別できます(´ε` )

公的年金は国が定めた年金制度で、拠出額っと給付額の決定には国民全員共通したルールがあります。国民年金や厚生年金などが当てはまります。
一方、私的年金とは公的年金を補填するために個人が自由に加入できる年金で、加入の有無も選べますし、どの保険会社のどの商品に加入するか自由に決めることもできます(^^)

個人年金保険は後者の私的年金に該当し、契約時に定めた年齢(60歳・65歳等)から、一定期間(5年・10年・生涯等)にわたって毎年、一定額の年金が受け取れる貯蓄型の保険です。

会社に入ると保険会社のお姉さんが一生懸命加入をオススメしてくる保険の一つです(´ε` )

ちなみに、自分が勧められたときの謳い文句はこんな感じです(^^)

当時の生保レディが個人年金保険を勧めてきた理由

①所得税・住民税の控除を受けられるので節税になる
②34年間の保険金の支払いで積立分の130%の金額が帰ってくる
③クレカ払いもできるのでポイント還元も受けられる

①所得税・住民税の控除を受けられるので節税になる

個人年金保険は国の制度で、掛け金に対して一定の所得税・住民税控除を受けることができます(^^)
細かい説明は調べればいくらでも載っているのですが、自分は年間24万円弱掛けていたので、最大の控除を受けることができ、年に10,800円の節税になりました。
これを34年間受けることができるので、34年×10,800円=367,200円の節税を受けることができます!
当日はこれを聞いてすごいなぁ(*^^*)と思っていました。

②34年間の保険金の支払いで積立分の130%の金額が帰ってくる

個人年金保険の特徴として、積立合計金額以上の金額を60歳、65歳以降に受け取ることができます。その額は積立額と積立年数、契約時の返戻率によって決まりますが、自分のときは、約130%の返戻率でした。770万円の積立で60歳以降に年100万円×10年間ということで、230万円の増額を受けることができる計算です。
当時は資産運用の知識がなく、税金控除の利点もあるということで、契約の決め手になってしまいました。(^^;)

③クレカ払いもできるのでポイント還元も受けられる

最近の保険は個人年金保険に限らず、クレカ払いすることができます。その中で、貯蓄型の保険でクレカ払いすることができれば、返戻金ももらえるしポイントも付くしということで二重取りすることも可能です。

ただし、クレカ払いできる保険は返戻率が低い傾向にあります(^^;)
理由はシンプルで、保険会社側で負担しているクレカ決済手数料(大体3%位)の負担分を返戻率を下げることで補填しているからです。

保険会社の貯蓄型保険をホームページで調べるとわかりますが、学資保険でクレカ払いを選択すると、満期払込でも返戻率100%未満の金融商品は結構あります(^^;)

話がそれましたが、クレカ払いでも返戻率130%の個人年金保険に魅力を感じていたのは間違いないです。

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以上3点をおすすめされ、若い時に個人年金保険に加入しました。
節税で34万円、返戻金で+230万円、クレカポイントで115,500円(エポスゴールドカードのポイントアップの対象で還元率1.5%でした。770万円×1.5%=115,500円)ということで、合計約276万円の資産運用ができていると思いました。

これが保険の落とし穴だということに昨年気付いたんです(^^;)

次回、解答編。