こんにちは!
金融的な視点で節約・節税を日々考えているぷとってぃです(´ε` )
今回は私が既に取り入れている資産形成の一つで、社会人になって給料を貰えるようになったら、すぐに始めてほしいのが「iDeco(イデコ)」です!
iDeco(イデコ)とは国が定めた年金制度のひとつで、国民年金保険や厚生年金保険とは違い個人の自由で加入できるのが特徴です。
iDecoは愛称で、正規名称は「個人型確定拠出年金」といいます。制度は自体は2001年から始まっていましたが、自分が新社会人になった時点で存在すら知らなかったです(´ε` )
資産運用を考えるにあたり財形貯蓄、持株会、貯蓄保険、株、債券、投資信託……などさまざまな選択肢がありますが、iDecoは投資信託しながら節税もできる一番オススメの資産形成手段です!
①掛け金が全額所得控除できる
②優良な投資信託に掛けることができる
③運用益も非課税
①掛け金が全額所得控除できる
iDeCoは掛金が全額所得控除されるので、課税所得が減り、その年の所得税と翌年分の住民税が減ります(^^)
年間の掛け金は職業や所属している会社の企業年金制度の有無によって異なります。参考に下図をご参照ください!
DBとは確定給付企業年金のことで、厚生年金等が挙げられます。企業型DCは企業型確定拠出年金のことで会社独自の退職金制度などが挙げられます。
ご自身がどれに当てはまるか、会社がどの制度を取り入れているかぜひ確認してみてください(^^)
私の場合は月額1.2万円、年間14.4万円です。所得税は20%、住民税は10%なので、年間で所得税は28,800円の節税、住民税は14,400円の節税になります。
ただ銀行に貯金するよりも利率が高いのは明らかですね(^^)
②優良な投資信託商品に掛けることができる
掛け金の預け先には元本保証型やインデックス型、アクティブ型などさまざまな商品があります。将来の金融商品の価格変動で損することが怖く、元本保証型を選ぶ方もいると思いますが、それならiDecoやらないほうが良いと思います(´ε` )
理由は、元本保証型の利回りは銀行と変わらないくらい低く、その年掛けた金額で節税ができても翌年以降はお金を増やすように働いてくれないからです。
※詳細は次のブログで書かせていただきたいと思います(´ε` )
預け先として一番オススメなので、インデックス世界株もしくはインデックス米国株の性質を持つ金融商品です。
※詳細はまた次の機会に
③運用益も非課税
通常、金融商品で売却益や受取利息が発生した場合、利益に対して20.315%の税金がかかりますが、iDecoの運用で得られた利益は非課税です(^^)
どうせ資産運用するなら非課税の方が断然オトクなので、まずはiDecoの枠を使ってから次の投資先を考えると良いと思います。
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以上がiDecoのメリットでした(^^)
iDecoをはじめるにあたり、金融機関を決めたり会社に確認が必要な書類があったりとほんの少し準備が必要ですが、定年まで働くことを考えている会社員は絶対にオススメです。
ただし、所得税や住民税がかからないほどの年収の方(専業主婦、扶養内のパートなど)は節税の旨味がないため、iDecoはあまりオススメしません。
また、所得控除の適用を受けるためには「年末調整」か「確定申告」でお手続きが必要なので、忘れずにしたいところです。
※給与自動引き落としで年末調整に自動で印字することもできますが、会社によっては個人で管理してとお願いされることもあります(私の会社がそうでした)
またiDecoの始め方やおすすめ商品など今後紹介していきたいと思います(´ε` )